未来科学研究所の所長からみんなへメール

やぁ、初めまして、こんにちは。

私は未来科学研究所の所長のエムだ。

君が未来科学研究所に来てくれると聞いて、

私は今この手紙を書いている。

君はもうすぐ未来科学研究所の一員となる

ために、私のもとを訪れることだろう。

 

しかし君がこの研究所を訪れるその前に、

君には知ってもらいたい “真実” がある。

こんな話をしても信じてもらえないかもしれないが、単刀直入に話そう。

 

実は私たちは、いや人類は今、地球存亡の危機に立たされている。

 

オカルトかSFの話かと君は思うことだろう。

しかし残念ながら、

これは真実であり事実である。

 

詳しい話は私から直接話をするが、

ひとつ君に頼まれてもらいたいことがある。

 

君に、地球を救ってもらいたいのだ。

君にはその力がある。それは特別な力だ。

誰しもが持っている力では決してない。

だからこそ、今、君の力が必要なのだ。

 

だけれど、安心して欲しい。

君はひとりではなく、君には “仲間” がいる。

どうかその仲間とともに、力を合わせ、

地球を救ってもらいたい。

 

これは命がけの任務となるだろう。

もしその命がけの任務を引き受けてくれるというのであれば、

◯月×日、某所に来てもらいたい。

 

地球の、

いや全宇宙の運命が君の手に掛かっている。

 

君が任務を引き受けてくれることを祈り、

私は待っている。

 

未来科学研究所 所長 エム

 

ジョシュ―からのメッセージ

皆さん、こんにちは。改めまして、未来科学研究所へようこそ！

私は当研究所の研究員、そしてこの研究所の所長を務める、かの偉大なる “エム博士” の助手を務めます、“助手のジョシュー” です。

さて、早速ではありますが、本題に入ります。

皆さんはこの研究所に来る前に

【エム博士からのメール】をご覧いただけましたでしょうか。

それはエム博士と私たち研究員の、

いえ、全人類からのSOSです。

この地球に危機が迫っている、

そう書かれていましたね。

これからあなた方には、

すべてのことを私からお話しいたします。

今、この地球は謎の地球外生命体、

超巨大怪獣・通称ギャラドンの脅威にさらされています。

このギャラドンを我々が発見したのは、

つい最近のことです。

各国の政府は、ギャラドンの襲来に備え、

対策を講じました。

その対策の一つが、ここ未来科学研究所の設立です。

しかしこの名は、ギャラドンの存在を民間人に悟れることのないように付けた仮の名。

では一体、ここは何なのか

… あなた方だけには明かしましょう。

そう、未来科学研究所とは仮の姿、

ここは…

【地球防衛軍・ギャラドン討伐作戦本部】

そして私は当本部に配属されました

【特別調査隊員】です。

改めてよろしくお願いいたします。

 

…皆さん、話についてこられているでしょうか？ ややこしい話でごめんなさい。

ただ、これも極秘裏にギャラドン討伐の任務を遂行するためなのです。

さて話を戻します。先ほどもお伝えしたとおり、

今、この地球は超巨大怪獣ギャラドンの脅威にさらされております。

巨大怪獣を発見後、観測を続けた結果、

ヤツは非常に凶暴かつ破壊的な力を持つことが分かりました。

その力の前では我々人類は非力です。

どんなに強力な兵器で立ち向かったとしても、奴を倒すことは不可能だと言われました...

ですがエム博士だけはこうおっしゃったのです。

 

『私ならばヤツに対抗できる兵器を作り上げることができる。』と。

しかしその兵器は誰しもが扱える物ではありせんでした。

そこで私たちは、この兵器を扱える【能力のある人物】を探し始めました

… 察しの良い皆さんでしたら、もうお分かりですね。

そう、能力のある人物とはあなた方のことです。

 

エム博士が作った対ギャラドン用特殊兵器を扱える人物は、この地球上にはあなた方しかおりません。ですから、私たちは、ただただお願いすることしかできないのです。

 

どうか、この人類を、地球の未来を救ってください！ お願いします！＞＜